ユキヤナギ
(バラ科 シモツケ属)
落葉低木
学名:Spiraea thunbergii
[rt07]









ユキヤナギ(雪柳)は、バラ科の落葉低木。春に小さい白い花を咲かせる。別名にコゴメバナ、コゴメヤナギなど。中国原産という説もあるが、日本原産であると考えられている。
手を掛けなくても生長し、大きくなると1.5mほどの高さになる。地面の際から枝がいく本にも枝垂れて、細く、ぎざぎざのある葉をつける。花は、3月から5月にかけて、5弁で雪白の小さなものを枝全体につける。そのさまから和名がついた。
公園や庭先でよく見かけるが、自生種は石川県で絶滅危惧I類に指定されているなど、地域的には絶滅が危惧されている。
ユキヤナギは本州の関東以西、四国、九州に分布する落葉の低木。高さは1.5mほどになり、幹の上部はしだいに垂れる。庭園や公園などに広く植栽されている。自生地は川沿いの岩場などであり、洪水時には水が洗うような場所である。近年はダムなどの建設によって洪水が少なくなり、次第に生育地が減少しつつある。

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