ヤマブキ
(バラ科 ヤマブキ属)
落葉低木
学名:Kerria japonica
[rt02]









ヤマブキは北海道から九州に生育する落葉の低木。岡山県では、乾燥する沿岸域には生育が少なく、内陸の吉備高原地域に多く分布している。特に古生層などの堆積岩地域の急斜面や斜面下部などに群生が見られる。春に黄金色の花を咲かせて美しい。山吹色の小判・・・・黄金の光輝く色を連想させる花である。
ヤマブキの花は4月はじめから5月にかけて咲き、直径は3〜5cm。たくさんの花が咲くので、総状の花序が形成されるイメージがあるが、枝から分かれた側枝の先端にただ1つの花が咲く。花弁は長さ2cmほどで先端は円頭から凹頭で幅には変異がある。雄しべは多数。萼・花柄は無毛。

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