マユミ
(ニシキギ科 ニシキギ属)
落葉高木
学名:Euonymus hamiltonianus Wall.
[rk23]









葉は対生で細かいのこぎり歯(鋸歯)があり、葉脈がはっきりしている。一年目の枝は緑色をしている。
近種のツリバナは新芽が鋭く尖っているが、マユミの芽は丸々としている。
老木になると、幹には縦の裂け目が目立つ。
花は初夏、新しい梢の根本近くにつく。
薄い緑で、四弁の小花。果実は枝にぶら下がるようにしてつき、小さく角ばった四裂の姿。
秋の果実の色は品種により白、薄紅、濃紅と異なるが、どれも熟すと果皮が四つに割れ、鮮烈な赤い種子が四つ現われる。