ヤマボウシ
(ミズキ科 ヤマボウシ属)
落葉高木
学名:Benthamidia japonica
[rk02]







ヤマボウシは本州から九州に分布する落葉の亜高木。朝鮮から中国にも分布する。ブナ林にも生育するが、丘陵地帯の二次林にも生育する。適潤地で良く生育し、乾燥する場所ではあまり生育が良くない。近年庭園などに植栽されることが多くなったが、乾燥する場所では成績が良くないので留意が必要。葉は葉脈がはっきりしており、この仲間の特徴をよく示している。
初夏に特徴のある花を咲かせて目立つ。4枚の花弁のように見えるのは総苞であり、その中心に多数の花がつく。花弁は4枚、雄しべは4本である。和名は山法師であり、白い総苞が白いずきんをかぶった山法師を連想することから付けられた。秋には赤いイチゴを連想させるような果実ができ、甘くて食べられる。
ヤマボウシは初夏、6月から7月にかけて特徴のある花を咲かせて目立つ。4枚の花弁のように見えるのは総苞であり、その中心に多数の花がつく。花弁は4枚で脱落しやすい。雄しべも4本である。花弁に見える総苞は、開いた直後は薄く緑色を帯びており、その後白色となるが、赤色を帯びるものもある。花序の柄は意外に長く、葉群から伸び上がっていることもある。和名は山法師であり、白い総苞が白いずきんをかぶった山法師を連想することから付けられた。

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