ヒサカキ
(ツバキ科 ヒサカキ属)
常緑低木
学名:Eurya japonica Thunb.
[jt19]









普通は樹高が4〜7m程度になる。
葉はやや倒卵状楕円形で、丸い鋸歯がある。葉は厚みがある革質で、表面はつやが強い。葉の先端は、ほんの少しくぼみがあることが多い。
枝は横向きに出て、葉が左右交互にでて、平面を作る傾向がある。
花期は3〜4月、枝の下側に短くぶら下がるように多数咲く。花は白っぽいクリーム色で壺状で、強い芳香を放つ。この芳香は一般的な花の匂いとは大きく異なり、都市ガスやたくあんに似た独特の匂いである。
果期は10〜12月。
本州、四国、九州、沖縄に分布する。
目立たないが非常に数が多く照葉樹林ではどこの森にも生えている。低木層にでるが、直射光にも強く、伐採時などにもよく残る。また、栽培されていることも多い。

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