クルメツツジ
(ツツジ科 ツツジ属)
常緑低木
学名:Rhododendron Kurume Group
[jt14]









クルメツツジはキリシマツツジとサタツツジをもとに江戸末期以後に久留米で改良された品種群です。
キリシマツツジ(R.obtusum)は鹿児島県の霧島の自生種から江戸時代に選抜された有名な庭園用樹で、サタツツジ(R.sataense)は大隅半島や薩摩半島に自生する小輪多花性の種類です。
これらの性質を受け継いで、クルメツツジは小輪多花性で、開花期には樹冠全体が花に覆われるように咲きます。
花色は豊富で、紫紅、桃、白、紅、紫など多彩です。
庭木として広く利用されますが、鉢植えにも好適な種類です。欧米でも庭木として広く栽植されています。

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