サザンカ
(ツバキ科 ツバキ属)
常緑高木
学名:Camelia sasanqua Thunb.
[jk08]









サザンカは四国の太平洋岸、九州の南半分から南西諸島にかけて生育する常緑の小高木。常緑広葉樹林中に生育し、10月から12月にかけて白色の花を咲かせる。花弁数は5〜6枚である。本来の生育地は尾根筋などの日照条件の良い場所である。
和名は、「茶山花」と書いて「ササンクワ」と読ませていたものが「山茶花:サザンカ」になったという(中国産のツバキ山茶花と取り違えたという説もある)。
ツバキは花弁の基部が合着しており、花全体が落下するのに比べ、サザンカは1枚づつに分かれて散る。花は秋の終わり頃に咲き、♪サザンカ サザンカ咲いた路 たき火だ たき火だ 落ち葉焚き♪の歌で知られるように、ちょうど夏緑広葉樹の落葉時期にあたる。

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