ハイノキ
(ハイノキ科 ハイノキ属)
常緑高木
学名:Symplocos myrtacea Sieb. et Zucc.
[jk05]











暖地の山地に生え、大きいものは高さ12mになる。樹皮は暗紫褐色。葉は互生し、長さ4〜7pの狭卵形または卵形。先は長く尾状にとがり、縁に浅い鋸歯がある。
ハイノキ科はハイノキ属だけの科で、世界に約300種ある中で日本には変種も入れて十数種あるそうだが、このハイノキは兵庫県〜屋久島までの限られた暖地にだけ自生しているという。別名イノコシバ(豕柴)は、イノシシを縛る綱にするほど枝が柔らかいという意味らしいが、炭俵の口当や底当の材料に使われていたらしい。

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