シマトネリコ
(モクセイ科 トネリコ属)
常緑高木
学名:Fraxinus griffithii
[jk04]









シマトネリコは沖縄、中国・台湾・フィリピン・インドに分布する半落葉高木。特段に美しい樹木ではないが、姿が優しいのであろうか、庭園や公園などに植栽されるのが目立つようになった。本来は大きく成長し、材木は良材であるという。5月頃に円錐花序を出し、小さな白い花を咲かせる。雌雄異株で、翼の付いた果実を付ける。葉は羽状複葉で、小葉は5〜11枚。和名は沖縄のトネリコとの意味。タイワンシオジの異名もある。
シマトネリコの葉は羽状複葉で、小葉は5〜11枚。両面無毛。葉の縁はわずかに内巻きし、基部は中軸に流れる。小葉が中軸に付く部位はやや肥厚し、赤褐色色を帯びる。トネリコ属の冬芽は堅い芽鱗に守られているのが普通であるが、熱帯系のシマトネリコは芽鱗を持たない裸芽である。

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