オリーブ
(モクセイ科 オリーブ属)
常緑高木
学名:Olea europaea
[jk02]











オリーブはヨーロッパ南部からアフリカ北部にかけての地中海地方などの乾燥気候の地域が原産とされている。瀬戸内海では温暖・少雨という気候的共通性から、比較的各地に植栽されている。枝はやや細くてしなるので、樹高はあまり高くならない。植木屋さんでは、枝を誘引すれば、どのような形の樹形にもできますよ!と紹介していた。オリンピックでは、オリーブの枝で冠を作っていた。この枝の細さと柔軟さの故であり、ゲッケイジュよりも冠は作りやすかろう。
花は5月の終わり頃から咲き始め、花枝を伸ばしてやや黄色味を帯びた白色の花を咲かせる。花冠の先端は4つに分かれ、まず2本のおしべが熟して花粉を散布した後、中央部からめしべが顔をだす。葉からは何科であるかを判断しにくいが、花冠が4つに分かれ、2本のおしべを持つ花を見るとモクセイ科であることに納得である。花はよい香りがする。

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